cmc インスツルメンツで開発した革新的なセンサーシステム

cmc インスツルメンツアジア株式会社
機械の予知保全を可能にした究極のオイルセンサーシステム登場

オイルは機械の血液と言われています

ヒトの血液にはコレステロールや中性脂肪など、健康上気をつけなければならない成分が数多く含まれています。また、このような成分は時間と経過と共に増減し、あるときは急激に増加することもあり、これが原因で生命の危険に晒されることもあります。

ヒトは、健康診断で血液検査を行います。血液検査で体の様々なパーツの状態を観察し、状態の悪い箇所が見つかれば該当部位の治療を行います。ところが、定期的に健康診断をしても、ある日突然恐ろしいウィルスが体に侵入するなどして重症化しないとも限りません。新型コロナウイルスはその典型的な事例ですね。

機械の血液とも言われるオイルは、基油と呼ばれる不導体に、極性を帯びた添加剤(グリースの場合は増稠剤も含まれる)が溶け込んでいます。この添加剤の働きにより機械はスムーズに稼働しますが、ある日突然、焼付きなどを起こし機械が止まってしまうこともあります。

製造工場などで機械が止まってしまうと、再稼働させるまでに、会社の損失は大きくなり、場合によっては会社の経営に影響を及ぼすことすらあります。

cmcインスツルメンツのオイルセンサー

今回ご紹介するオンラインオイルセンサーは、オイルの定期分析、故障発生時の緊急分析などをできる限り少なくしてオイルおよび機械の状態を遠隔で24時間監視することを可能にする革命的なシステムです。

このオンラインオンラインオイル監視システムは、日々進化し続けております。

私は大学時代から環境計測工学及び分析化学のカテゴリーで数多くのオイルのトラブルをみて分析業務に携わってきましたが、この分野で私が思い描いてきた私の夢がこのオンラインセンサーの発明で実現するところまでようやくきました。

世の中は、インダストリー4.0の時代が到来しIoT、AI、5Gなどの言葉がもてはやされるようになりました。

このように、ICTを駆使した合理的な予知保全が実現するようになりCBM(Condition Based Maintenance)が導入されるケースが増えてきましたが、まさにこのオンラインオイルセンサーはその代表選手になるでしょう。

機械の遠隔監視の世界にこのオイルセンサーが大きな役割を演じることは間違いありません。インダストリー4.0の中核システムに、ドイツcmc インスツルメンツで開発したオンラインオイルセンサーが仲間入りいたしました。機械と言っても、全ての機械に当てはまるわけではありませんが、燃料、潤滑油、グリース、その他水分が少ない液状流体の入った機械全てにこのセンサーをご利用いただくことが可能になりました。

当社は中国そしてアジア全域へ進出してまいります

現在、新型コロナウィルスの感染やウクライナでの戦争などが、世界経済の停滞を招いておりますが、いち早く経済活動を再開した中国でこのオンラインオイルセンサーの採用が活発化してまいりました。当社関連会社である以下の中国新会社は、中国市場の最前線で大活躍しています。

現在、新型コロナウィルスの感染やウクライナでの戦争などが、世界経済の停滞を招いておりますが、いち早く経済活動を再開した中国でこのオイル監視システムが採用され、中国大手企業で実機試験が活発に行われるようになりました。

中国新会社

集亿思智慧科技(南京)有限公司(GES Intelligence technology (Nanjing) Co., Ltd.)

HP:www.ges-phm.com

当社は、コロナ禍での活動自粛を余儀なくされておりましたが、cmc Instruments GmbHのアジア代表として、中国のみならず、現在、インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、インド市場へのマーケティング活動を開始いたしました。今後さらに活動範囲を広げてまいります。

オイルの定期分析からオンラインオイル監視システムへ

油入機械の故障

みなさんの周りには数多くの油入機械があります。

エンジン(エンジン油)、タービン(タービン油)、コンプレッサー(コンプレッサー油)、ギヤボックス(ギヤ油)というように回転する機械に潤滑剤というオイルが使われています。

油入変圧器(絶縁油)、油圧作動装置(油圧作動油)、焼入れ(熱媒体油)、冷間圧延(圧延油)のように回転する機械以外にもその用途に応じて様々なオイルが使われています。

オイルは使用したり時間が経過すると劣化します。ある時からオイルとしての役割を果たさなくなります。

みなさんのオイルの品質管理体制は万全ですか?

お使いになっている機械が潤滑系統の原因で故障したことはありますか?機械の故障原因の25%以上はこの潤滑系統が原因の故障と言われています。機械が故障するとその原因を究明し二度と同じトラブルを起こさないように対策を取りますが、それでもある日ある時そのトラブルが再発することがあります。

一般にトラブル対策としてオイルの定期分析が推奨されています。定期分析で何か問題があればその場で対応することもできますし、通常石油会社が指定したオイルのスペックの範囲内に入っているかどうかを確認し、外れた場合はオイルを交換するなどの対策を取っていたのではないでしょうか。オイル上の問題は定期分析でほぼ解決すると考えているのが今までの常識でした。

オフラインオイル分析

定期分析は機械からオイルを抜き取る作業から始まります。

お使いになっている機械が潤滑系統の原因で故障したことはありますか?機械の故障原因の25%以上はこの潤滑系統が原因の故障と言われています。機械が故障するとその原因を究明し二度と同じトラブルを起こさないように対策を取りますが、それでもある日ある時そのトラブルが再発することがあります。

一般にトラブル対策としてオイルの定期分析が推奨されています。定期分析で何か問題があればその場で対応することもできますし、通常石油会社が指定したオイルのスペックの範囲内に入っているかどうかを確認し、外れた場合はオイルを交換するなどの対策を取っていたのではないでしょうか。オイル上の問題は定期分析でほぼ解決すると考えているのが今までの常識でした。

オフラインオイル分析

定期分析は機械からオイルを抜き取る作業から始まります。

ある日ある時機械が故障した場合、センサーのデータを巻き戻し故障に至るまで何が原因で、またその原因がどのように推移していくのかを確認することができます。例えばオイル中の添加剤が消耗し異常摩耗が発生してギヤが破損し機械が停止したなど、その一部始終をオンラインオイル監視システムで確認できるようになります。

今まさに今まで続いてきたオイルの定期分析の時代から、オンラインオイル監視システムの時代移り変わろうとしています。

インダストリー4.0の時代になったからこそ、油入機械の遠隔監視システムが機能する時代になりました。

日本が幕末から明治維新へ目まぐるしい時代の変貌を遂げたように、今はオンラインオイル監視システムへの移行期ですが、スムーズ移行するためには実機試験で数多くのデータを蓄積する必要もあります。

インダストリー4.0のキーワードでもある 『ビッグデータ』 が欠かせません。

先に中国新会社設立について説明しました。中国では国家電網など電力系企業で実機試験が始まりました。鉄鋼、セメントなど重工業分野でも実機試験を開始したところです。

今まさに、データ取得作業を中国企業に実施してもらっております。中国では先行して大学や国家電網などの研究所へcmcのセンサーを紹介してまいりました。彼らはこのセンサーで計測する正確なデータとその解析により様々なオイルの現象が説明できると確信し実機試験を始めたのです。

当社はこのオンラインオイル監視システムの開発について月間トライボロジーという専門誌(2022年7月号)に掲載してもらいました。同時に同年6月に京都開催された石油学会の絶縁油分科会研究発表会でも関連会社の長谷川インターナショナル(株)から発表させていただき、日本でも本腰を入れてPR活動を開始いたしました。

ぜひ、このオンラインオイル監視システムをみなさんの大切な機械への導入をご検討ください。

このウェブサイトにはこれから数多くの情報を掲載してまいります。また、お問い合わせページを通じみなさんとお話しさせていただき御社の新しい遠隔監視システムのツールとしてお役立ていただけると幸いです。

当社の願い

当社は、みなさんにcmcのオンラインセンサーをお使いいただき、みなさんがお持ちの大切な油入機械を遠隔で機械内部の状態を監視するシステムを提案します。


cmcのオンラインセンサーをお使いいただき、今まで見えていなかった、いわゆる、ブラックボックスだった機械内部の状態を監視をすることで、機械が安全に稼働していることを常時確認すると共に、機械が故障する以前の兆候を発見する、“予知保全”のためのツールにお役立てください。

みなさんの工場の操業に支障をきたすダウンタイムを削減し、メンテナンスコストをさらに削減いただくために少しでも貢献できるよう当社がお手伝いさせていただきます。
cmcのオンラインオイルセンサーで、オイルの劣化や、さまざまなコンタミの混入、摩耗粉の発生などについてもオンラインでモニタリングいただき、CBMで適切なタイミングでオイル交換することが可能になります。

オイルの交換頻度も少なくなり、機械の故障の原因となる粗悪因子を減らす適切なろ過装置も当社でご紹介させていただくことで、故障の少ない潤滑管理を目指すお客様の良きアドバイザーとして当社がお役に立てればと願っています。

いま当社は、オイルセンサーの紹介活動に注力していますが、今後、cmcインスツルメンツで開発した製品、特にガス発生装置についてもご紹介いたします。

窒素や水素などのガス発生装置は、ガスクロマトグラフィーなどさまざまな分析装置などに使用されており、cmcインスツルメンツの技術は世界で高く評価されています。オンラインオイルセンサーはまだこれからですが、ガス発生装置は世界有数の装置メーカでもあり、この優れた製品もみなさんにご近いうちにお届けいたします。
ぜひ、当社にみなさんが抱えている問題についてお寄せいただき、当社製品あるいは私がご紹介できる革新的技術製品で解決できる問題を一緒に探っていけたらと思いますので、問い合わせページへみなさんからのお問い合わせをお待ちしております。

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