当社は、設立前に長谷川インターナショナル株式会社というコンサルティング会社(2016年11月設立)から分離独立いたしました。長谷川インターナショナル株式会社は、コンサルティング会社としての実績(関連会社のところで説明いたします)を積み、今もなお活動を継続しております。
当社CIAは、社長の長谷川が、ドイツcmcインスツルメンツGmbH社長で、ハンガリーのセントイシュットバーン大学教授のマウンツ博士と古くから親交があり、彼の強い要望でオイルセンサーをアジア・パシフィックエリアで市場開拓することを目的に2019年11月に設立しました。
社名 | cmcインスツルメンツアジア株式会社 |
所在地 | 〒104-0054 東京都中央区勝どき5丁目3番1−1115号 |
電話 | 03-6225-0428 |
henry.hasegawa[at]cmc-instruments.asia | |
設立 | 2019年11月 |
代表者 | 長谷川 正明 |
関連会社 | 長谷川インターナショナル株式会社(会社概要) 集亿思智慧科技(南京)有限公司(ホームページ) 集亿思智慧科技(南京)有限公司(会社概要) cmc Instruments GmbH(ホームページ) cmc Instruments GmbH(会社概要) |
現在取扱製品は次のとおりですが、今後さらにcmc製品のラインアップを増やす予定です。
cmc インスツルメンツの製品は、その他ガス発生装置、微量水分分析装置ほか多数の製品を取扱っていますが、当社は、当面オイルセンサーシリーズに特化したマーケティングおよび販売活動を実施して参ります。
また、当社はcmc製品以外でもユニークな技術をもつオイル監視システムやオイル浄化システムについても技術保有企業とも連携しており、お客様が抱える問題を解決するために最適な製品をケースバイケースでお届けいたします。
なお、中国ビジネスについてCIAは新たに設立した中国新会社を全面的にバックアップし、日本はじめインド、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナム等にも現地にパートナー企業があり、彼らと共に活動し、石油掘削用タービン・コンプレッサー、舶用エンジン、高圧変圧器・絶縁油再生用システム等で新規顧客を獲得しております。
その活動もこのコロナ禍で一旦活動を停止しておりましたが、まもなく、世界経済も徐々に回復すると思われます。当社はオイルセンサーのみならず、数多くの新技術製品を多くのお客様にお届けできるよう邁進して参ります。
私は、以前、石油会社で潤滑油の開発から販売に至るまで、様々な活動をして参りました。
その中で、機械や潤滑油双方に起因する多くのトラブルを実際見てきました。
このトラブルの原因を探る上で、潤滑油の分析は今後も重要な位置づけにあることは間違いありません。
第4次産業革命(インダストリー4.0)に突入し、今までの分析を超え稼働する機械の状態をオイル側から可視化できる技術の確立が、皆様の重要な機械を安全安心に稼働させる有効な手段となります。
今後、トラブルが起きてしまってから原因を探ることは極力減らしていく必要があります。機械が潤滑不良などを起こし止まってしまったら、最悪工場が止まってしまう可能性もあり、機械が回復するまでのダウンタイムに発生する損害は甚大です。機械が故障する前に対策を取り、機械の故障をなくしていきましょう!
従来通りオイルの定期分析で情報収集するだけではなく、オイルの状態を連続で監視する当社オイルセンサーを活用していただけば、どんな瞬間でも機械のトラブルの兆候を発見でき、お客様の大切な機械を守る予知保全のツールになることを確信しております。
cmcインスツルメンツの技術は、必ず皆様の機械をより広い角度からお守りすることになるでしょう。
また、当社は常にそのほかのオイルセンサーや特殊ろ過装置など周辺機器についても世界の新技術に目を向け、中国の新会社を基軸に高性能の製品を数多く開発し皆様にお届けして参ります。
当社は、スタート間もない会社ですが、小さく始め、大きく育てていくように、インダストリー4.0の技術革新の中で、トライボロジー、特にオイルと機械にまつわる問題解決のために、遠隔監視、予知保全、オイル浄化、カーボンニュートラル、ビッグデータ・A I・IoTなどのキーワードを介して未来へ挑戦して参ります。
cmcインスツルメンツアジア株式会社
代表取締役 長谷川 正明
(関連会社含む会社の主な業績)
長谷川インターナショナル株式会社
cmcインスツルメンツアジア株式会社
(cmcのオイルセンサーは、国内外の企業が自社の機械の耐久性、潤滑性能を個別に検証するために使用するケースが多く、その性格上全ての顧客との間にNDAを締結して評価していただいております。業界は多岐に渡り、主に風力発電増速機用ギヤボックス、発電用ガスタービン、船舶用エンジン、自家発用ディーゼルエンジン、ガス田用大型コンプレッサー、高圧変圧器および絶縁油再生システム等に使用されています。業界は電力、石油開発、石油化学、鉄鋼、非鉄金属、セメント、船舶業界など)
2022年 5月10日 中国南京に集億思智慧科技(南京)有限公司設立し、同社へ出資株主となり、社長の長谷川正明が董事長に就任、中国総代表の朱翌が総経理に就任
集億思智慧科技(南京)有限公司
cmc Instruments GmbH
2022年 6月21日〜24日 2022 analytica(ミュンヘン)に出展
〒104-0054 東京都中央区勝どき5丁目3番1−611号
03-6225-0428
henry.hasegawa[at]hint-japan.com
2016年11月
長谷川 正明
潤滑剤・燃料の総合アドバイザー
HINTでは、潤滑油、グリース、燃料などでお客様が日頃抱えているお悩みを解決するためにさまざまな提案及びサポートをさせていただいております。潤滑剤、燃料、そのほか石油、石油化学関係の研究開発から製造、物流、販売、市場などについても関わりが深く、お客様が持っている些細な疑問やその解決方法など、ありとあらゆるお客様のソリューションプロバイダーとしてお役立てください。
アジア市場進出のサポート
お客様が海外進出を目指し、現地調査や具体的なマーケティング活動を実施する際にもHINTをお使いください。
HINTはお客様の海外進出の計画立案から現地調査、現地パートナーとの関係構築など、海外事業立ち上げのお役に立てるようお手伝いさせていただきますので何なりとお申し付けください。
HINTは、過去30年以上にわたり海外進出先候補の選定から決定に至るまでのアドバイスや現地の市場調査、現地で組めるパートナーの選定、工場建設に至るまで数多くの実務経験があります。
また、スリー新(新製品、新市場、新顧客の開拓・発掘)という独特のマーケティング活動を実施し、中国市場始め多くのアジア諸国で現地とのWin-Winビジネスを構築した実績もあります。
HINTは、過去の豊富な経験を活かし、あらゆる角度からお客様の経営戦略にプラスになるアドバイスを行っています。
例えば、HINTは日本のあるポンプメーカ様が新規に「ソーラー井戸ポンプシステム」を開発されましたが売り先の見当がつかないと悩んでおられました。
そこでHINTは、無電化率70%以上のミャンマーを新市場とみて、JICA(国際協力機構)の中小企業海外進出支援事業で、2018年から2019年にかけて「ミャンマー国 無給水・無電化地域へのソーラー井戸ポンプシステム導入のための案件化調査」をコンサルティング会社として参画させていただきました。
日本には素晴らしい製品が沢山あります。特に「下町ロケット」のように中小企業で開発されて埋もれている製品が数多くあると推定しています。このソーラー井戸ポンプのように、その需要は国内にではなく、発展途上国などに集まっているケースが多いのです。
大企業は、古くから海外にネットワークもあり、現地駐在経験者も数多くいますから、自社製品の海外展開は比較的にスムーズに行きますが、これから海外進出を考えなければ、と悩んでおられる企業も多いのではないでしょうか?どこから手をつけたら良いか、全体の青写真がうまく描けない、でもこの商品は間違いなく海外で売れる云々。
もし、お客様で過去開発した製品で日本国外での販売先などで迷われているようでしたらHINTへお声をおかけください。HINTは特にアジア圏に強いネットワークがあり、御社の販路拡大に向けサポートさせていただきます。
また、お客様が、新たに商品開発される際にも、何を作りどこへ展開するのか、事業規模の想定や競合他社分析など、さまざまな角度からお客様のお役に立つ提案をさせていただきます。
HINTは使用済潤滑油の環境に与える影響について海外、特に欧米の調査を20年以上前から実施しております。
使用済潤滑油のマテリアルリサイクル(使用済潤滑油を回収し再精製して潤滑油のベースオイルに戻し、潤滑油にリサイクルすること)について日本は残念ながら欧米からかなり遅れをとっています。
日本も2050年までにカーボンニュートラルを達成するために各業界では温室効果ガス、特に二酸化炭素の削減に努めておりますが、使用済潤滑油をマテリアルリサイクルすることにより、多くの二酸化炭素削減に貢献することができます。
例えば、上図の欧米のように使用済潤滑油をリサイクルし潤滑油に戻すループを作ることで、原油から製造する基油の製造数量を減らすことができます。
上図の通り、原油から潤滑油の基油はおよそ1%の収率で得られます。
つまり、1%以外はガソリン、灯油、軽油、重油など燃料として使用されるケースが多く、基油以外で一部ナフサなど石油化学原料になるものもありますが、二酸化炭素の発生量は相当あるでしょう。
こうして原油から製造された基油も日本の場合は、最終的に使用済潤滑油として回収されても再生重油になれば、やはりここでも二酸化炭素の発生は避けられません。
世界でいま、急速にEV(電気自動車)が市場に投入されようとしています。
EVの普及に伴いガソリンや軽油の需要は、徐々に減少しています。原油から燃料の精製が徐々になくなれば、石油製品は連産品ですから潤滑油基油の生産量も相対的に減少します。
世界的にみて潤滑油基油の生産量も減少していくことになるでしょう。昨今の原油価格の高騰により、潤滑油基油の価格は高騰しています。使用済潤滑油をできるだけ多く回収し、潤滑油基油へ戻すことがいかに重要かを皆さんはお気づきになられたのではないでしょうか?
HINTでは、20年前から、欧米の政府関係者や潤滑油製造販売会社、使用済潤滑油の回収会社、使用済潤滑油の再精製会社、またその関係団体と連絡を密にとっており、数多くの情報を入手しております。
日本は幸にして使用済潤滑油の排出者から回収する回収率は、回収率が良いと言われる欧州とほぼ同じです。回収し再精製すれば、欧州並みに潤滑油基油へ戻すことも可能でしょう。
また、HINTでは、世界で最も進んでいると言われる再精製会社であるAVISTAやPURAGLOBEなどと密に情報交換しています。彼らは、ここ数年で使用済潤滑油からAPI GroupⅢ基油を製造する工場を米国に建設しました。
米国は元々GroupⅢ基油の多くを輸入に頼っていましたが、今後、再精製基油で不足分を賄う動きが見られており、再精製したGroupⅢ基油の多くは、自動車用エンジン油として使用されていることも両社から情報を得ています。
日本でも自動車用エンジン油の需要は多く、GroupⅢ基油は輸入ポジションであることから、日本でも使用済潤滑油の再精製は重要な課題となるでしょう。
HIN Tは経済産業省や環境省へ将来の日本のあるべき姿を、潤滑油協会や全国オイルリサイクル協会を通じ新たな提言をまとめるお手伝いもさせていただいております。
今後日本も欧米のように使用済潤滑油のマテリアルリサイクルに舵を切り、サーキュラーエコノミーを回しながら地球資源の節約および温室効果ガスの削減に向け活発に動くものと思います。
米国では、使用済潤滑油、特に使用済絶縁油の再精製で得られたカーボンクレジットを、使用済絶縁油の排出業者(主に電力供給会社)に戻すことで、排出業者のカーボンニュートラルのサポートになっている例もあります。
また、使用済潤滑油の再生で得られるGroupⅢ基油を米国の自動車会社が購入することで、自動車会社としてもカーボンフットプリントの削減にも貢献し、原油由来のGroupⅢ基油と同値かそれ以上で取引されているとの情報も掴んでいます。
潤滑油のリサイクル分野は、日本の潤滑油業界の根幹を揺るがすことも十分想定されるだけに、私たちHINTはどの角度からも、この激動の中、関連する企業のサポートができるものと確信しています。
中国江苏省南京市建邺区江心洲街道贤坤路78号仁恒置地广场C4幢B座102室
+ 86 025 6666 0165
henry.hasegawa[at]ges-phm.com(長谷川、日本語・英語堪能)
zhuyi[at]ges-phm.com(朱翌、日本語・中国語堪能)
2022年5月
長谷川 正明
朱 翌
現在、私たちにとって中国がこのアジア・パシフィックエリアで最大のマーケットです。
私たちはその中国市場が今後急速に拡大することを視野に入れ、2022年5月、中国南京にcmcのオイルセンサーシリーズを始め、オイルの状態監視システムに関係する数多くの周辺装置(微粒子・振動センサー、特殊ろ過装置など)を販売する新会社、集亿思智慧科技(南京)有限公司(英文名 GES Intelligence technology (Nanjing) Co., Ltd.) を設立しました。
(Gはグリーン、Eはエネルギー、Sはスマートを意味します)
GESは、中国東南大学の孫教授をCTOに迎え、データ解析と分析化学の専門家数名も迎えて強力な研究メンバーを集めました。私たちは、新たに将来を見据えたアジアでのサポート体制構築のため、R&Dセンターも南京周辺に設立する予定です。
ここでは、各種オイルセンサーの実機試験で得られるデータとオイルの分析データを徹底的に収集し、当社の優秀な研究チームに解析してもらいます。データの解析で得られた機械の故障予知データをまとめてお客様の大切な機械の状態監視が確実にできるようシステム開発に注力して参ります。
中国国家電網をはじめ大企業との直接交渉で多くの製品の可能性を探ります
世界ではいま経済の先行きが不透明な状況ですが、その中でも、中国経済は他の国より比較的早く立ち上がりを見せています。
GESの設立前にCIAの中国メンバーが勢力的に動き、GESは中国電力供給公社「国家電網」の研究機関である「中国電力科学研究院(CEPRI)」からcmcのフラッグシップモデルであるOilQSensでType試験の合格書を受領しました。非常に名誉あることと従業員一同喜んでおります。
これは、OilQSensの実力を世界最大の企業に認めてもらった証でもあり、私たちもこのオイルセンサーを自信持ってお客様にお届けできると確信しました。
今後さらにcmcのオイルセンサーシリーズ始め、多くの新しい技術を持ったセンサーやろ過装置を開拓・開発し、皆様の大切な機械を守る予知保全システムをお届けし、さらに開発改良を加えていくことで理想の状態監視システムをお客様とともに作り上げていく所存です。。
さて、国家電網の話をさせていただきましたが、GESには卓越した営業力のある人材が揃っており、彼らの努力により、電力メーカー、特に風力発電所や火力発電所、鉄鋼会社、セメント会社、鉄道製造会社など数多くの中国企業様からもご指示・ご支援いただいております。
所在地 : Rudolf-Diesel-Straße 12A D-65760 Eschborn Germany
電話 : +496173320078
代表者 : Prof. Dr. Manfred R Mauntz
技術部長: Dr. Jörn Peuser
E-mail : joern.peuser@cmc-instruments.de
Website : https://www.cmc-instruments.de/
オンラインオイルセンサーの歩み
ハンガリーのセントイシュットバーン大学教授のマウンツ博士は、30年以上にわたり、不導体であるオイルに微量含まれるさまざまな物質の電気特性を研究し数多くの論文も発表してきました。
特に、高圧変圧器の絶縁油の電気特性では、2000年に入り、絶縁油の損失係数tanδを正確に計測する基本システムを開発し、絶縁油中の微妙な変化、例えば水分や酸価劣化物の発生からその推移を正確に監視し、破壊電圧についても詳細に研究しています。
2011年に「2020年に向けたハイテク戦略の実行計画」に示された10施策の一つとしてインダストリー4.0構想を公表したのがインダストリー4.0の始まりと言われており、この頃からcmcはオイルセンサーを勢力的に開発し、インダストリー4.0の時流に乗ったOilQSensとWearSensを開発し、次世代のオンラインオイルセンサーに関する論文を次々と発表しています。
cmcは、マウンツ社長を筆頭に15名からなる科学者・エンジニアの集団で、電力、化学、石油、鉱工業、自動車、建設、物流業界はじめ数多くの産業界で、測定、制御、分析技術の開発、製造および販売をしています。cmcは十数年にわたり技術革新と呼べる新製品を発売してきました。その中でも特に、様々な産業で稼働するエンジン、ギヤ、タービン、高圧変圧器、コンプレッサーなどの油入機械を遠隔監視するcmcで開発したオンラインオイルセンサーシステムは、ヨーロッパの多くのお客様にご評価いただいています。
いま正にインダストリー4.0の時代ですが、産業界を支える皆様の重要な機械は、振動センサー、圧力センサー、温度センサー、微粒子センサーなど、数多くのセンサーで守られております。
cmcのシステムは、ナノレベルでオイル中の微細な変化を正確に捉え、オイル側から、機械の過負荷運転の状況やオイル中に発生する摩擦摩耗に関係する微粒子や水分、燃料、クーラント、その他の潤滑油及び燃料などのコンタミの混入やオイル中の添加剤の消耗、オイルの酸化劣化など、実際に機械の中で発生し知らないうちに増えてしまっているのですが、今まで目に見えてこなかった様々な現象をこのセンサーで捉えることを可能にししました。
これは革命的なセンサーシステムです。計測するデータも他社にない正確なデータを連続的に取得していきますので、新たな現象も得られる電気信号のデータ解析で、何が今起きているのかを、これからも明確にしていきます。
cmcはオンラインオイルセンサーシステムの他に、窒素発生装置(NGM, UHPシリーズ)、水素発生器(HG)、高純度ガスの微量不純物測定器(ZA)、微量水分計(TMA)などは、ガスクロマトグラフィーはじめ多くのガス関連機器などに採用されています。(詳しくはcmcホームページを参照ください)
なお、オイルセンサー以外のcmcの製品についてもぜひ私どもcmcインスつりメンツアジアへお尋ねください。それぞれの製品開発の専門家からお尋ねの内容について正確に伝えお返事いたします。